デメリット
まず、まだまだ(米国型のトップ校を除き) 欧州のMBAの認知度、1年制プログラムの認知度が低いことが挙げられます。著名なMBAのランキングでも、評価されているのはそのほとんどが米国型の2年制のプログラムであり、一般的な認知度を確立するには、まだまだ時間を要するというのが現状のようです。
次に時間的・精神的な余裕がなく、また、夏休みを活用したインターンシップが難しいこともデメリットとして捉えられる場合もあります。米国型の2年制のプログラムでは、1年目終了後の夏休みにおいて、インターンシップを受けることが一般的となっております。これら2ヶ月に渡るサマーインターンが存在した場合、自身の将来のキャリアの方向性を確認できるのと同時に、その軌道修正を行える絶好の機会とすることができるわけで、これらの点において、欧州MBAはデメリットを有するといっても過言ではありません。
また、行き詰っても修正可能な2年制のプログラムに対し、欧州MBAの1年制プログラムは、よほど計画性がないと、ただただ授業をこなすのみに終始し、なし崩し的に1年間が終わってしまったという結果にもなり兼ねません。よって、予め自己のキャリアビジョンを明確にし、それに沿った専門・エレクティブの選択、プロジェクトの進行を行い、いかにMBAにおける効用・自己満足度を最大化できるかがポイントになります。

